平清盛の御孫に平道盛と云う公達が存在するのでございます。
平氏一門衆は、源木曽患者義仲に京都を追い払われて九州地区に逃げ込んだのでございます。
しかし太宰府が存在しても、九州地区には反平氏で源氏系統に心を寄せる武士団が数多存在したのでございます。
そこで九州地区からも、緒方&菊池&阿蘇&松浦などの武士団に追い出されてしまったのでございます。
しかし平氏も軍事貴族であり武を生業とする暴力集団でございます。
そこで九州地区から、京都に近い神戸市福原まで攻め上がって来たのでございます。
ところが源九朗判官義経の奇襲戦法によりて、平氏一門衆は総崩れに陥ったのでございます。
良く源氏系統の武家は、夜討ちや民家を焼き払いながら敵陣に向うような戦法を採用したのでございます。
西國の武家は、中々に民家を焼き払いながら敵陣に進む戦法は考えられない事でございます。
平道盛は、戦場に小宰相と云う奥方を伴っていたのでございます。
平道盛と奥方の絆は、真に前世からの導きが存在したのでございます。
平道盛は、皇宮介の時に小宰相を観た瞬間で恋をしてしまったのでございます。
そこで平道盛は、毎日毎日毎日小宰相の元に恋文を送り続けたのでございます。
しかし小宰相は、最初は平道盛の恋文を受取する事を拒否していたのでございます。
平道盛は、此れで最後の恋文だとして小宰相の車🚙の中に投げ入れたのでございます。
すると小宰相は、車から恋文を投げ出す事も出来ずに宮中で働いていたのでございます。
そして恋文を宮中に落としました。
その恋文を拾い上げたのが、小宰相が奉職している内親王でございました。
主人筋の内親王は、せっせと平道盛の恋文を無碍にする事は良くないと諭したのでございます
そして平道盛と小宰相は、夫婦に陥ったのでございます。
因みに私自身も、平道盛のように新妻と一緒に寝たいです。
その後は平氏一門衆の運命は、坂を下り落ちるような末路でございます。
平道盛は、一ノ谷の合戦場で討死してしまったのでございます
小宰相は、海に漂う舟に居たので助かったのでございます。
そんな小宰相は、第一子となる平道盛の子供を身籠っていたのでございます。
平氏一門衆は、小宰相を皆で励ましたのでございます。
ところが真夜中に小宰相は、平道盛の鎧兜を身に付けたままで海に飛び込んだのでございます
平氏一門衆の人々は、小宰相を必死に探しましたが深い海に沈んでしまったのでございます。
この小宰相が奉職していた内親王殿下が聴いた時に、心に浮かんだのでございます。
美しい小宰相には、妻にしたいと云う貴族が何人も存在していたのでございます。
しかし最終的には、平道盛を選別したのでございます。
そして平道盛と小宰相と産まれて来る子供三人で、海の藻屑となって行ったのでございます。
もしも平道盛の妻に就任していなかったならば、海の藻屑となる事もなかったと思ったのでございます。
私自身も、平道盛を反面教師として新妻を幸福にしたい所存でございます。
詰まりは、私自身が主婦業に専念したいと思うのでございます