源頼朝と13人の仲間たちに関する本を観ました。
やっぱり源十郎蔵人行家も、13人の仲間たちにランクインしていました。
後白河天皇陛下の第2皇子様が余りの平家の横暴に対して憤り国家の為に立ち上がったのでございます。
しかしながら皇子様が合戦する事は出来ません。
そこで源氏系統の中で、平清盛にも信頼され官職も大内守護職兼務正3位源頼政が一人齒を食いしばり朝廷に奉職していたのでございます。
この源3位入道頼政を味方に付けて、大将に据えたのでございます。
そして源3位入道頼政は、諸国の源氏系統の家筋を皇子様に披露したのでございます。
俗にゆう源氏揃えでございます
そして熊野本宮大社で行き延びていた源十郎蔵人行家を呼び出し皇子様の綸旨を、諸国の源氏系統の家筋に配達させたのでございます。
この源十郎蔵人行家は、諸国の源氏系統に綸旨を配達する途中途中で平家の武士団と合戦するのでございます。
しかしながら源十郎蔵人行家は軍勢をかき集めては平家方と合戦する。
ところが源十郎蔵人行家は、合戦には弱く負けてばかりでございます。
そして踏み留まり踏み留まりながら、諸国の源氏系統の家筋を廻ったのでございます。
この源十郎蔵人行家が、諸国の源氏系統の家筋に皇子様の綸旨を配達したのを契機として平氏系統が下り坂を転がり落ちて行くのでございます。
その点では平氏打倒の第1の功労者は、平家方と合戦しながらも皇子様の綸旨を諸国の源氏系統の家筋に配達したからこそ源氏方が立ち上がったのでございます。