武士と云う固有名詞は、朝廷から何の官職にも任命されていない殺傷を生業にしている地主です。
しかし殺傷を生業としている地主と云っても、武士的なエチケットの元での殺傷でありました。
其れは一対一での合戦を主体にする事。
次にはいきなり殺傷力を使用するのではなく、先ずは言葉による合戦でありました。
相手方は、自分自身の先祖から解き明かし先祖が凄い人物であるかを述べ立てる!
相手方は、先祖が天皇家であったり源氏や平氏や武士化した藤原家などを述べ立てる。
今でも弁論大会や国会議員などが、政府機関と論争して出来る人物だと思わせる!
すると政府機関の答弁が詰まったりすると議員の弁舌爽やかさが光る!
政府機関は、弁舌爽やかな議員に対して苦手意識を持ち苦々しく思う。
武士団も、相手方が弁舌爽やかな人物であると一瞬たじろいてしまう。
この言葉戦いに勝利した方は和解交渉を有利に進める事が出来る。
武士団は、相手方を完全に討死させる事はなく有利な和解交渉に持ち込む。
一方侍は、朝廷より武官の官職を拝命しているれっきとした政府に奉祀する人物です。
天皇陛下や貴族が、武官の侍は居るか居るかと問かけると此処にさぶらうと答える。
このさぶらうが、訛って侍と云う固有名詞に変化した。
だから侍は、朝廷の作法をわきまえると同時に容姿端麗で弁舌爽やかな人物が選別された。
現在風に云うと、内閣総理大臣管総理に付き従う警視庁公安部の警察官みたいな感じでしょうか🉑
また天皇陛下を御守りする事を任務遂行にしている皇宮警察本部の警察官みたいな感じでしょうか🉑
しかし源頼朝が、鎌倉幕府を開いても公家集団は武士団を番犬のように扱っていた。
しかし武士的な倫理観が優勢になるに付き、武家が貴族をこき使うようになる。
こうして武家が、貴族を圧倒するようになる。