此れの資格商売は、独占業務が法律により規定されている
弁護士ならば、裁判所に関係する手続きは本人裁判以外は全て弁護士に代理権があります。
本人が自分自身のために裁判する事は、自分自身で出来まする。
税理士は、税務署長に提出する各種申請書は、税理士資格を持っている人物しか代理人にはなれません。
弁理士や司法書士も、弁理士法や司法書士法に規定されている事務代理は資格を有している人物しか出来まん。
ところが資格商売をするためには、弁護士や弁理士や税理士や司法書士資格試験に合格しなければなりませぬ!
この資格試験が難関であり何十年も月日がかかる人物が存在します。
しかし最終的に資格試験に合格する事が出来れば良いですぞ。
或る司法試験受験生は、大学二年生から勉強を始めて還暦祝いと同時に合格した強者もいます。
ところが何処の弁護士事務所も採用通知は貰えませんでした。
そこで心機一転いきなり弁護士事務所で独立したのでございます。
しかし大学生から還暦祝いまで受験勉強まっしぐらであり社会経験や法律手続きの実務経験がありません。
だから独立しても依頼者は皆無でした。
また弁護士会と云う団体に入会しなければ、弁護士業務が出来ません。
会費にプラスして政治献金費用も収めなければなりません
もう会費と政治献金費用を払うために、弁護士業務はそっちのけでアルバイトに精を出す。
しかし弁護士業務の依頼者は皆無であり、会費と政治献金費用納入が疎かになり会長から退会するようにと命令が来ます。
そして遂には弁護士業務を一度も経験する事もなく、廃業に追い込まれてしまいます。
其れからはアルバイトに性を出し、死ぬまでフリーアルバイターの身分で終わるのでする?