平氏一門衆は、武家出身者でありながら諸国の武士階級の人々の訴訟を蔑ろにして貴族階級の真似事をする事に精を出していたのでございます。
各地の武士階級は、農地を開墾して農地を拡大して来た開発農民でございます。
しかし領地争い事が多発して、武家の棟梁各の平清盛に仲裁をお願い申し上げていました。
ところが平清盛は、武家出身と云う本分を忘れて生え抜きの貴族階級の仲間入りする事に精を出してしまったのでございます
諸国の武士階級の訴訟に対しては、興味も関心も無く貴族階級で官職を独占する事と宋との貿易収支の増収増益に心を砕いてしまったのでございます。
平清盛は、六波羅蜜寺に存在していた寺の雑業を生業にしていた家の師弟を雇い入れて平氏の親衛隊を組織したのでございます。
其れも10歳児の童たちを招集して、頭を禿頭に剃り込みを入れて真っ赤な直垂を着せて平氏の悪口👄を云う貴族の屋敷に雪崩れ込んでは袋叩きにしていたのでございます。
貴族階級は当然の事、庶民階級も平清盛の親衛隊を観ると震え上がったのでございます。
その後源木曽義仲が、京都に雪崩れ込んだ時には平氏は何となく恐ろしかった。
ところが源氏は、窃盗や強盗するので平氏の方が良かったと囁きあったのでございます。