千葉県の小さな田舎町に住んでいた時の事であります。
格安チケット青春18切符を利用して、私自身の生まれ故郷である九州地方の墓参りに参陣していました。
分譲マンションを出発時間は、午前1時頃であります。
分譲マンションから一番近くのJRの駅は、歩いて三時間はかかる距離であります。
其れも千葉県外房線の上総一ノ宮駅までは、海岸沿いを通る事が一番近道でした。
そこで午前2時頃の丑三つ時を男が、ひたすら上総一ノ宮駅を目指して歩いていたのでございます。
そして上総一ノ宮駅までの道のりが半分に差し掛かった頃、異常に道幅が狭くなり足を踏み外すと九十九里浜に投げ出されて朝新聞に掲載される状況でした。
すると午前2時頃の丑三つ時に、何と前から髪が長い女らしき人が自分の方に近ずいて来るではありませんか🉑
道幅は2メートル位しか無く、私は心臓はパクパク状態でございます。
そしてすれ違いました。
すると髪は長い女がマスク😷を着用していたのでございます。
また自分自身もマスク愛好家であり、お互いにマスクをしていたために不審事と想い込んでしまいました。
すれ違う二人は、一斉に反対方向に一心不乱に走り抜けました。
そして上総一ノ宮駅に到着する事が出来ました
しかし一心不乱に走り抜けたために2時間も早く到着してしまいました。
そこで上総一ノ宮駅前のファミリーマートでウイスキーを買いました。
まだ春先であり朝方は、冬場のような寒さでありました。
そして現在時々あのマスク愛好家の女は、一体何者だったのか?
しかし化け物だったならば、食い殺さているだろうしと思います。
もしかしたら不審者だったかも知れないとも考えます。
しかし相手方も、此方方を不審者と思っているだろうとも思います。
私は、念願の墓参りを済ませて千葉県外房線上総一ノ宮駅から真夜中2時頃に九十九里浜の狭い道のりを分譲マンション目指して歩いていました。
帰り道では、口裂け女らしき人物には会いませんでした。
耳なし芳一です。