法律の学習は非常に辛いですよね?
ど田舎から東京都江戸川区の新聞奨学生として苦学生の仲間入りを果した。
現内閣総理大臣管氏も、秋田県の豪農でありながら農業作業が嫌で横浜市戸塚区に出て来たと聞く。
管内閣総理大臣は、段ボール📦工場で働きながら法政大学を卒業された。
私も都内某所の私立大学法学部法律学科に籍を置きながら、新聞奨学生として労働者の仲間入りをしていた。
東京都内の新聞奨学生は、原則自転車での配達である。
あの荷台の大きな自転車🚲に4百部の新聞を積み込み配達する
朝1時に起きてチラシを4百部数の中に入れる。
そして2時頃から配達にレッツゴーである。
また朝一番にやる事がある。
其れはコカ・コーラの缶コーヒーを飲みながらショートHOPEの煙草を吸う事である。
毎朝缶コーヒーと煙草は欠かせなかった。
しかし現在は住んでいる所が冬場は、氷点下8℃まで下がる。
だから煙草は一瞬で辞めてしまった。
私は西日本の出身であり、氷点下8℃など経験した事がない未体験ゾーンであるからだ。
2時頃に新聞販売店を出発して配達を始める。
冬場は寒いが、少しすると汗💦が出てくる。
一方夏場は、自転車での配達は暑くて辛いものがある。
また新聞配達で辛いのが、雨と台風である。
新聞配達は、雨が降ろうと槍が降ろうと配達しなければならない。
自分自身が新聞奨学生の頃には休みは月一度の新聞休刊日だけであった。
現在は労働基準法の関係から週に一度は休みを入れなければならないようだ。
そして新聞配達終了後は、総武線各駅停車に揺られながら電車内で爆睡していた。
当然の事ではあるが、定期券ではキセル乗車になってしまう。
駅員に対して寝過してしまったと主張するが認められない。
そこで下田駅近辺の郵便局に駆け込み金を引き出す。
戻ると待ち構えているのが、夕刊の新聞配達である。
そして今日も、大学に到着する事も出来ずに法律学の勉強もする事が出来なかった。
また当然の事ではあるが、目標達成の国家試験合格者に名前を連ねる事が出来ない。
もう新聞配達奨学生には戻りたくはないものである。